原因は脳疲労?!
しっかり寝ているのにとれない疲れや体調不良は
「脳」にあるのかもしれません。
脳疲労とは、
外部からの情報過多、ストレス過多により
脳新皮質と旧皮質の関係性が崩れ、脳が正常に機能しない状態・・・
つまり、悩みや考え事が多過ぎて思考が鈍って
脳内の情報伝達がうまくいかなくなっている状態です。
脳疲労の回復には、ストレス発散や情報遮断、リラックス、
食の改善などと一般的に言われています。
東洋医学では、脳に気血(エネルギーや栄養)が充分に
れば、正常に働くと考えます。
逆に充分でないと、様々な不調を引き起こします。
実は鍼灸には
不調に基づいたたくさんのアプローチがあるんです。
■瘀血(おけつ)の改善
「血」の質が悪化し、ドロドロと流れが悪くなった血行を
よくします。
■痰湿(たんしつ)の改善
新陳代謝が悪く、たまってしまった余分な水分や老廃物を
出します。
■血虚(けっきょ)の改善
精神活動の基本物質と言われる「血」の生成力を向上させて
元気な血を増やします。
■気滞(きたい)の改善
めぐりの悪くなった「気」の滞りを解消します。
■腎虚(じんきょ)の改善
「腎」とは、腎臓だけでなく生殖機能、免疫系、脳、ホルモン分泌系なども
含まれる「生命力」のこと。
「腎」の「精」をしっかり蓄えて若々しさを維持します。
正確な原因を知り、
適切な治療計画をたてることがとても重要になってきます。
セルフケアも大切ですが、
どうぞ東洋医学の専門家である鍼灸師にお気軽にご相談ください。